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Sleep Apnea Syndrome

当院では、睡眠時無呼吸症候群の検査を行っています

睡眠時無呼吸症候群 SASとは?

睡眠時無呼吸症候群 SASとは寝ている時に無呼吸や低呼吸をくりかえし、体が酸素不足になり、身体に悪影響を及ぼす状態のことをいいます。 睡眠時無呼吸症候群は、熟睡できないため疲れが取れず昼間の眠気や集中力障害を起こすだけでなく、交通事故の要因ともなり社会的な問題にもなっています。

●夜しっかり睡眠時間をとっているのに、充分に疲れが取れない。
●昼間に強い眠気におそわれることがある。
●寝ている時いびきが大きいとよく言われる。
●いびきをかいている時、息が止まっていると言われたことがある。
●朝起きた時に頭痛がある。

そんなことはありませんか?
もし、当てはまることがあるのでしたら、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

医療法人わかば会-俵町浜野病院-長崎県佐世保市-SAS
SASの原因
原因は多岐にわたりますが、もっとも多く、一般的な原因であるのは、眠っている時に舌がのどに落ち込んでのど(上気道)を塞ぐことによる閉塞型睡眠時無呼吸症候群です。顎が小さい、扁桃腺や舌が大きい、肥満傾向の方に見られることがあります。 その他に、二酸化炭素が蓄積されていることに対する反応が弱い中枢型、心機能障害や脳血管障害を持つ方に見られるチェーンストークス型、神経筋疾患や内分泌異常によっておこる低換気型があります。
SASの危険性
近年、睡眠時無呼吸症候群は広く知られるようになり、大規模な疫学調査も行われました。その結果、成人男性の4%、成人女性の2%は睡眠時無呼吸症候群があることがわかりました。また、重症の睡眠時無呼吸症候群を放置すると心血管障害を合併しやすくなり、50歳代での死亡率を少なくとも3倍以上に高めることも示されています。 また、軽症で無症状であっても、高血圧の原因となり、心血管、脳血管障害の危険性を高めることがわかってきました。
医療法人わかば会-俵町浜野病院-長崎県佐世保市-SASグラフ
SASの検査と治療
適切な対症と治療により、これらの危険性は改善されることも証明されており、当院ではまず問診による症状把握と自宅での簡易検査から睡眠時無呼吸症候群の可能性があるか判断し、可能性がある方に1泊入院でさらに精密検査を行っています。

治療法について

SASには次のような治療を行います
減量 CPAP 生活習慣病の指導
手術治療 口腔内装置
減量
CPAP
生活習慣病の指導
手術治療
口腔内装置

睡眠時無呼吸症候群(SAS)が軽症の場合は、減量や生活習慣の改善、または歯科で実施される下顎を前方に固定して、空気の通り道を開くようにする口腔内装置による治療により症状が改善する場合もあります。 しかし、ある程度症状が進んでしまった方は、ひどい眠気のために気力が低下し、減量や生活習慣改善にもなかなか前向きに取り組むことができません。 こうした方には、CPAPと呼ばれる装置を使用する治療法が適しています。CPAPとは、Continuous Positive Airway Pressure(持続式陽圧呼吸法)の頭文字を取ったもので、鼻に装着したマスクから、空気を送り込んで、気道にある一定の圧をかけて空気の通り道を確保する方法です。CPAPは、今やSASのもっとも重要な治療法となっています。 CPAPを使うと、ほとんどの患者さんが始めたその日からいびきをかかなくなり、より良い睡眠が取れるようになり、昼間の眠気の改善が見られます。

医療法人わかば会-俵町浜野病院-長崎県佐世保市-SASフローチャート

気になる方は、外来にてご気軽にご相談ください。

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